東京ドーム約2.5個分の広さの敷地に15,000店以上の露店が軒を連ねる公営の巨大市場、チャトチャック・ウィークエンド・マーケット。衣類、雑貨、インテリア用品、骨董品、そして古着まで買える、バンコク最強のショッピングスポットだ。海外旅行客の多くがお土産を買いに来るタイ観光の聖地だけに、市場内には飲食店も充実している。この市場のすぐ近所に住み、毎週のようにここに通う現地在住編集者が2026年の最新トレンドを地元民目線で徹底解説する。起源は王宮前広場の蚤の市。1982年に現在の場所に移転ピブーンソンクラーム首相時代の1942年に王宮前広場(サナームルアン)で開かれた、バンコク初の蚤の市が起源。その後、紆余曲折があり、1982年に現在の場所へと移転してきた。さらに1999年には市場の前にBTSモーチット駅が開通。近年交通の便が益々良くなっていることもあり、毎週末約20万人が足を運ぶと言われる一大観光名所となっている。金土日営業。平日は植木市。ナイトマーケットとしても人気ウィークエンド・マーケットの営業日は毎週金~日曜日。ただし、土日のみ営業し、金曜日は休んでいるという店も多い。昼間に営業しているイメージが強い市場だが、近年では夕方以降も徐々ににぎやかになってきて、今後ナイトマーケットとしての魅力が増すことに期待したい。なお、同市場の敷地は火~木曜日に植木市として利用されているので、熱帯植物に興味のある方は平日に訪れてみるのも一興。このチャトチャック植木市の様子については当サイト内の「1バーツ=5円時代の新常識、円安でもタイで買うべき『日本なら数倍はする』お宝植物7選」記事の中で実際に売られている植物とともに紹介している。毎週火~木曜日に開催されているチャトチャック植木市についての詳細記事は↑の画像をクリック!チャトチャック・ウィークエンド・マーケットの夜の様子行き方は簡単。高架鉄道BTSか地下鉄MRT、バンコク都市鉄道で!高架鉄道BTSならモーチット駅、地下鉄MRTならチャトチャック公園駅かカンペーンペット駅で下車すると、市場はすぐ目の前。観光で来た方々にとってもアクセスが容易で利用しやすい。市場内には観光ムードを盛り上げてくれるレストラン、カフェ、バー、タイ料理屋台などが至る場所に設けられていて、一日中ここでショッピングを楽しむことができる。暑さに耐えられなくなった時には、市場に隣接するMixtチャトチャックという屋内施設(下地図参照)に駆け込めば、冷房が効いているうえにトイレも清潔で快適だ。チャトチャック市場に隣接するMixtチャトチャック30区画に分かれたセクション内で、タイ土産ショッピング!この広大な敷地内でのショッピングを効率よく進めるには、マーケットを区切る30のセクションを地図上で把握することがまず何よりも大切だ。バンコクのトレンド・ファッションを堪能するなら、まずは一番人気のセクション2、3、4あたりから攻めてみよう。以下、利用価値の高いセクションをいくつか抜粋して紹介する。トレンド系ファッションと雑貨……【セクション2、3、4】古着……【セクション5、6】アート系……【セクション7】食器……【セクション1、17、19、20、22、25、26】(その他、セラドン焼きはセクション7)タイならではの民芸品雑貨などは市場内の至る場所に分布している。セクションごとに大まかな傾向はあるが、整然とジャンル分けされているわけではないので、当記事末尾の「チャトチャック市場の注目店」などお目当ての場所にたどり着くためには、下の地図をご参照いただきたい。チャトチャック・ウィークエンド・マーケット、セクション・マップ(地図)ペットショップはチャトチャック市場から撤退かつては上記マップの【セクション9、11、13、15】の一帯にペットショップが多数存在した。しかし、2024年6月に市場内で発生した火災により、このペットショップの建ち並ぶ一帯が大きな被害を負い、1,000匹以上の動物が焼死する事故が発生した。以前より動物たちを暑さで厳しい環境に置くことに批判の声が高かったこともあり、この火災を機にほぼすべてのペットショップは隣接するMixtチャトチャック内の1階に移転することとなった。現在、チャトチャック市場内の同一帯にペットグッズの店はいくつか残っているものの、ペットショップはなくなっている。古着の売場は玉石混交なので、要注意!最近では日本から古着の買い物を目当てにしてタイに来られる方も多いが、チャトチャック・ウィークエンド・マーケットの古着売場【セクション5、6】の場合は玉石混交。中には偽物のヴィンテージ古着を販売している店もあるので、真贋を見極める自信のない方は他の場所でお求めになることをお勧めする。当市場内でも、いまだに良心的価格でM-65フィールドジャケットの美品を見つけられるようなことが皆無ではないが、5年前くらいからそのような機会は徐々に減っている。とは言え、中には良い古着店もあるので、そういった情報は「バンコク、チャトチャックで本物のヴィンテージ古着を探すコツと厳選ショップ紹介」という記事内で詳述することとする。「バンコク、チャトチャックで本物のヴィンテージ古着を探すコツと厳選ショップ紹介」記事のページへは↑画像をクリック!チャトチャック市場で話題のお店実際にチャトチャック・ウィークエンド・マーケット内ではどのようなお店に人気があるのだろう? 「ファッション・雑貨の店」「食器・キッチン用品の店」「フード・ドリンクの店」それぞれカテゴリーごとに話題のお店を以下にリストアップしてみた。それぞれの店舗画像をクリックすると、さらに詳しい店舗紹介ページへ移動する。市場内での位置が大まかに把握できるよう、各店舗紹介文の冒頭に【セクション番号】を記してあるので、上掲のセクションマップと照らし合わせて各店舗を探してみてほしい。一部、ウィークエンド・マーケットに隣接する「チャトチャック・プラザ」内のお店もあり、そちらは週末に限らず平日も営業しているので、店舗紹介文の冒頭に【チャトチャック・プラザ】と明記しておくこととする。