【バンコク子育てのお悩み】私の家庭は今年の春休みもタイ、バンコクで過ごすことになります。日本人学校の春休みは長いようでいて、昨年はソンクラーン休みが来る頃には結局遊び惚けてしまいました。タイで過ごすからにはまた同じことを繰り返してしまうと思うので、ソンクラーンが来る前の期間に、子どもが苦手としている算数の補習をしたいと思っています。小学校中学年に進級して以来、自分の苦手がどこにあるのかがそもそもわかっていないようで、苦手の洗い出し作業から始めなければならないのですが、時間が足りるかが心配です。【回答】バンコク日本人学校で一番長い休みは春休み。ダラダラ過ごさないための習慣づくりはスモールステップから!日本人学校では間もなく卒業式、修了式を迎え、一年が終わります。バンコク日本人学校では日本の学校と異なり、春休みが一年で最も長い休みです。特に最近タイにいらっしゃった方は、夏休みをイメージされるとよいかと思います。始まったときはメリハリをつけてがんばろう、とスタートしたのに、だんだんと起きる時刻が遅くなるなど生活が不規則になったり、やろうと思っていたことを後回しにしたり、とズルズル、ダラダラと時間を過ごすことが多くなってしまう方が多いです。また、夏休みや冬休みと異なり、春休みは年度をまたぐところなので、学校からの宿題も出ないのがふつうです。さらに、休み明けにはクラス替えがあります。前の学年のときからのお友達もいるでしょうが、ほとんどのクラスメイトとは一から関係を作っていくことになります。学年が上がれば上がるほど人間関係の構築に時間がかかりますし、その間はなかなか勉強に集中しづらい時期になるでしょう。よって、可能ならば、春休み中に新学期の先取りもした方がよいです。学校の休みの期間中かどうかにかかわらず、「よく遊び、よく学ぶ」「遊ぶときは遊び、やるべきときはやる」とできると理想的ですが、小学生が自分で自分を律して行動することはかなり難しいことでしょう。よって、周りの大人のサポートがある方が望ましいといえます。まず、ご家庭で行うべきこととしては、「休み中のルール」を明確にすることです。色々ありますが、例えば月曜から金曜は、1日○分以上、勉強時間を確保して必ずやる。月曜から金曜の朝はどんなに寝坊しても○時までには起きる。春休みの間に○○を必ず終わらせる。などです。ここでの注意点はあまりハードルの高いものにしないことです。ハードルが高すぎると、守れない日が出る→だんだん守れない日が増える→守れないことを気にしなくなる、という悪い流れに入りやすくなります。次に何をするべきかですが、今回のご相談のケースですと、次のようなことを考えてみるのがよいかと思います。 春休みに行うべきこと理解度の低い教科・単元を把握苦手なところにしぼって、ゴールラインを決めて学習ゴールラインを越えられたかどうか、確認もし余裕があれば、少しだけでも学校の先取り ただ、これらをご家庭で全て行うのは難しいと思われることもあるでしょう。具体的に何を使ってどうやればよいか分からない、年齢的に親の言うことを素直に聞かない(聞けない)時期に突入している、というケースはよく見られます。その場合、活用を検討してほしいのは学習塾です。どこの学習塾でも春期講習を行っています。行う内容は学習塾によって復習中心、予習中心などさまざまでしょうから、ホームページを見たり、塾に尋ねてみたりして、ご家庭のニーズに合うところを選ぶのがよいかと思います。今回のご相談のようなケースでは、私たちの教室では次のようなことをしています。 学校での既習事項の理解度を「診断テスト」で把握「診断テスト」からわかった弱点を分析し、克服にかかる時間数を検討必要な時間数に応じて、個別指導のおすすめの受講回数をお知らせ毎回の授業で宿題を出し、次回通塾時に小テストと解き直しを実施ご希望により、まとめのテストを実施(上記は一例です。私たちは個別指導塾であるため、お子様の状況に応じてアレンジをしています) 春休みのことを春休みに入ってから考えるのでは少し遅いかもしれません。考えたあとに動き出すのにさらに時間を要するからです。あと10日ほどで春休みに入ります。ぜひお早めにどう動くかをお考えになってみてください。なお、私たちの教室で行う春期講習ですが、日程、時間帯によりすでに満席のところが出始めています。あせすへの通塾をご検討になる場合は、お早めにお知らせください。タイ・海外教育のお悩み解決ガイド(当連載のまとめページ)