バンコクの歴史とレトロなカルチャーが交差するソンワート通り〜タラートノーイエリア。その細い路地の奥、チャオプラヤー川のすぐ傍らに佇むのが、古い木造倉庫をリノベーションしたカフェ&レストラン「バーン・リム・ナム(Baan Rim Naam)」。川からの心地よい風に吹かれながら本格的なタイ料理やドリンクを楽しめるオープンエアの隠れ家スポットとして、ローカルの若者から感度の高い旅行者にまで愛されてきた。1号店はタラートノーイの中にあり、2026年現在は改装工事中。2年ほど前にオープンしているソンワート通り沿いの2号店もすっかり現地の人気レストランとして定着した。ディープな路地の先に広がる、ヴィンテージ&オープンエア空間ソンワートのにぎやかな通りから一本細い路地へ入り、レトロな商店街のようなエリアを進むと、星のように輝く灯りの下、バーン・リム・ナムのエントランスが現れる。トタンでできた庇の下をくぐると、外の喧騒とは一線を画す開放的な空間が広がっている。古き良き商家や倉庫が建ち並ぶ一画。その一番奥に現れるレトロなトタン屋根の店、それがバーン・リム・ナム。素朴で温かみのあるライティングがノスタルジーをかき立てる、印象的なエントランス心地よい三角クッション&マット席。川沿いに寝そべるタイスタイルバーン・リム・ナムの一番の魅力はと言えば、何と言ってもチャオプラヤー川のすぐ目の前に設置されたタイ伝統の茣蓙(ござ)と三角クッション(หมอนขวาน)の座敷だろう。裸足のまま足を伸ばしたり、クッションにもたれかかってだらしなく寝そべる。まるで自宅にいるかのような感覚でリラックスするのが、この店の正しい楽しみ方だ。壁のないトタン屋根の下には川面を渡る風が吹き抜け、エアコンなしでも驚くほど快適に過ごせる。週末の夕方頃には大勢の若者たちでにぎわう川沿いの座敷。日本の建築基準では、なかなかこのようなスペースは実現しないかも?そして夕暮れ時は空の色が刻一刻と変化する。マジックアワーの美しい夕日に照らされた対岸の街並み、川を行き交うディナークルーズ船などを眺めながら、ゆったりとしたリバーサイドタイムを堪能しよう。マジックアワーの美しい空模様に恵まれたら、これ以上の贅沢はない。気の置けない友人や恋人との濃密な時間がチャオプラヤーの水音とともにゆるやかに流れて行くライブ感あふれるオープンキッチンと本格タイ料理バーン・リム・ナムはオーストラリア人男性とタイ人女性のカップルが作り上げた川沿いの隠れ家。インディペンデント精神あふれる建築デザイナー、フロリアン氏がこのリラックス空間を作り上げ、ゴイさんがタイ北部や東北部の郷土料理をベースとする魅力的なタイ・タパス・スタイルを築き上げた。柔らかな光に包まれたオープンキッチンからはソムタム(パパイヤサラダ)をポックポックとクロック(鉢)で叩く心地よい音が響き渡り、こちらの空腹感を否応なしに刺激してくる。オーダーしたメニューがサーブされるにはまだ時間がかかりそうなので、まずは先に運ばれて来たカクテルに口を付けることにした。この日オーダーした一杯はジンジャー、レモングラス、コブミカンの葉の香りが爽やかなホワイトラムベースのカクテル「SHINY」(200バーツ)。心地よい川風と大好きなコブミカンの葉の香りのマジックで、ついつい飲みすぎてしまいそう。せめて料理が運ばれてくるまでに飲み切ってしまわないよう、2~3度口を付けてしばらく我慢。待つこと約10分。でも、この川沿いの黄昏タイムの流れがちょっと特殊なので、正直なところそんなに待った気はしない。私の傍らに設置されたタイ北部の伝統的なダイニングテーブル「カントーク」に運ばれて来た料理がこちら。この竹かごの小さな円卓に料理が並べられる瞬間のときめき!メインに選んだのはゲーンハンレー(Thai-Burmese Ginger Pork Curry)。バナナの葉に包まれたカオニャオ(もち米)が付いて、お値段は230バーツだった。ジンジャーの香り高いスープでホクホクに煮込まれた豚肉。辛すぎず、タイ料理を食べ慣れていない人にも無理なくおススメできる味だった。そして、もう一品はタイ東北料理の代表格、ソムタム(190バーツ)。注文時にあまり辛くしないでと伝えたこともあって、こちらも辛すぎず、それでいて本場の風味を損なわない出来栄え。ナイトクルーズ船が交差する、ロマンチックな夜景日没後は川沿いのランタンや電飾がひときわきれいで、一気にロマンチックな雰囲気に包まれる。チャオプラヤー川には色鮮やかにライトアップされたナイトクルーズ船が幾重にも行き交い、昼間とは一味違う幻想的な夜景が目の前に現れる。少し遠くに離れた場所にはライトアップされたワット・プラユーン・ウォンサワートの仏塔も見える。最初お店のスタッフのお兄さんに「あのお寺はどこのお寺ですか?」と尋ねたら、「ワット・アルンだよ」といい加減なことを言われたのも、何だかおかしい。お兄さんはその後も「いや、カオサイ・ギャラクシー寺かも?」とか、ずっとボケを連発してくれてた。そんな和気あいあいとしたムードも含めて、忘れられない旅の思い出作りに……。バーン・リム・ナムを訪れる時には長めに時間を確保して、あくせくせずにゆったりと利用するのがいいと思う。バーン・リム・ナム/ソンワート通り店Baan Rim Naam Songwat912 Song Wat Rd, Chakkrawat, Samphanthawong, Bangkok 10100最寄り駅は、地下鉄ワット・マンコーン(Wat Mangkon)駅OPEN: 15:00-22:00(Tue-Fri) 12:00-22:30(Sat, Sun) Closed on Monhttps://www.instagram.com/baanrimnaam/※以下のサイトから予約ができますhttps://baanrimnaam.simplybook.asia/v2/#%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d3875.669409086661!2d100.5027667106687!3d13.738453986596307!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x30e299005bca0053%253A0x729299d3cbef371e!2sBaan%2520Rim%2520Naam%2520Songwat!5e0!3m2!1sja!2sth!4v1783770816339!5m2!1sja!2sth%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22strict-origin-when-cross-origin%22%3E%3C%2Fiframe%3Eバンコク旧市街特集ページは↑バナーをクリック!