【セクション7】淡い翡翠色、そして表面を覆う細かなひび模様。スコータイ王朝時代に中国より伝来し、一度スワンカロークの地に定着した後、陶工たちがタイ北部チェンマイへ移住し発展させたセラドン焼き。このタイの伝統青磁器は、バンコク都心のデパートなどで物色すると、思いのほか値が張るものが多かったりする。ひび模様の風合いなどを、できれば普段使いの中で愛で楽しみたい。そう考えると高価なものよりも、お手頃に入手できる方がいい。そこでお勧めしたいのがチャトチャック・ウィークエンド・マーケットのセクション7に位置する、その名もずばり、「セラドン・ショップ(Celadon Shop)」。飾らない、ストレートな店名が示す通り、王道のセラドン焼きを安く入手できる。チャトチャック市場内のセクション7にある「Celadon Shop」店内。マグカップ一つ取ってもご覧の通り品ぞろえが豊富。翡翠色の物があれば、藍色の物も……。ゾウの意匠入りの品は特に観光客からの人気が高いのだとか。たしかにかわいい💛複数の工房から仕入れたセレクトショップだから、品ぞろえが豊富!当店はチェンマイの複数の工房からセラドン焼きを仕入れたセレクトショップに当たる。ゆえに多彩な作風のセラドン焼きが混在し、商品の選択肢が広い。また、デパートの中で販売されているような高級ブランド品でもないので、お値段は安い。数百バーツで買える品が大半を占める。高級ブランド品ではないからと言って品質が低いわけではなく、オーナーのサータエさんの目利きによって「これぞセラドン焼き!」といった魅力あふれる品々が豊富に取りそろえられている。だから多くの観光客がここでセラドン焼きを買っていくというわけだ。決して広い店内ではないが、ご覧の通りセラドン焼きでビッシリと壁面が埋め尽くされているセラドン焼きの魅力とは?これぞセラドン焼きの王道、翡翠色の大皿。タイ北部の黒土と落葉樹の灰(木灰釉)の化学反応によって生まれる翡翠色。そして表面のガラス層を埋め尽くす微細なひび割れ模様(貫入)。ハスの花などの植物文様もタイ北部文化をよく象徴しているセラドン焼きは、ランナー王朝の知恵とタイ北部の自然の結晶として、長く称えられてきた翡翠色の器だ。美しさと実用性とを兼ね備えたその魅力を伝えるには、実際に使用していただくのが一番だが、ごく簡単に説明すると以下のようになる。天然木灰から生まれる翡翠の光沢: セラドンの象徴である透明感ある青緑色は、化学着色料ではなく、タイ北部の黒土と落葉樹の灰(木灰釉)の化学反応によるもの。還元焼成によって生まれる色合いは、天然素材ならではの柔らかな温もりを持つ。偶然が織りなす「貫入」の美: 素地と釉薬の冷却収縮率の差によって生じる微細なひび割れ模様(貫入)は、タイの伝統美学において「器に魂を宿す唯一無二の文様」とされる。光を受けるとガラス層の深みが増し、使い込むほど風合いが増す。1260℃以上の高温焼成による高い実用性: 薪窯による超高温で焼き締められるため、石のように硬く頑丈。保温性・保冷性に優れ、タイの宮廷料理や日常の温かいスープ、冷たいデザートを最適な温度で保つ実用食器として発展してきた。ランナー文化の精神性を宿す造形: 器の縁やレリーフにはハスの花やタイ北部の伝統的な植物文様が手彫りで施される。過度な装飾を排し、自然の静けさや仏教的調和を尊ぶランナー美術の美意識がそのまま宿る。翡翠色と深い青。皿やカップの形状も個性的なセラドン焼きはタイ土産として人気!セラドン焼きと聞けば、まず思い浮かべるのは翡翠色の磁器だろう。しかし、実際には深い青のセラドン焼きもまた美しい。皿の形状一つとっても、シンプルな丸皿もあれば、バナナリーフやロータスリーフを象ったタイらしいものもある。バラまきみやげにも使えそうな箸置きやカップ類の中には、ゾウをモチーフにしたものなども多く、これらもやはりタイらしい。また、自分用のお気に入りともなれば、気品あふれるティーポットや、徳利とおちょこのセットなんて気の利いた品まである。タイの自然をそのまま写し取ったようなバナナリーフ皿やハスの小鉢。前菜やフルーツ、おつまみを乗せるだけで、いつもの食卓が一気にアジアンリゾートの雰囲気に表情豊かなゾウや猫、フクロウをかたどった小さな置物や箸置きたち。1点ずつ手作業で作られているため、顔立ちや釉薬のひび(貫入)の入り方に個性があるハスの花やゾウの行進が手描きやレリーフで施されたフリーカップ。お茶はもちろん、カトラリースタンドやペン立てとしても絵になる佇まい店内でもひと際目を引くゾウのマグカップ。艶やかな翡翠色の器体と、素焼きの土肌そのままに仕上げられたゾウの持ち手との異素材感がチャームポイントこちらはモダン・セラドンの一種と言えそうな品。セラドン焼きと言えば「透明感のある淡い翡翠色とガラス質の光沢」が定番だが、写真の器は「オーシャンブルー(またはターコイズブルー)」などと呼ばれる現代的なスタイル。少し落ち着いたハーフマット(半艶)のしっとりした質感だが、器表面のガラス層をよく見るとセラドン焼き特有の細かなひび割れ模様(貫入)が全体にしっかりと走っている。こういうのを買って、後から自慢するのが楽しい伝統的な植物文様(唐草)が細やかに彫り込まれた優雅なティーポット。セラドン特有の青磁色と深みのあるコバルトブルーが並び、花器やインテリアとしても圧倒的な存在感を放つガラス層の奥深くに走る繊細な貫入が光を反射する酒器セット。保温性・保冷性に優れたセラドンは、冷酒にもぬる燗にもぴったり特に家でタイ料理を頻繁に作る方であれば、料理に本格的なオーラをまとわせてくれるセラドン焼きは欠かせない。家族の人数分の食器を購入するとなれば、買い求めやすいお値段の当店は利用価値がさらに高くなる。当店はかれこれ20年ほどチェンマイから直送の品をこの場所で商っており、誠実なオーナーさんの存在もあり、安心して買い物できる。新しいデザインの商品も続々入荷しているので、興味が湧いたという方は下欄のInstagramアカウントをチェックしてみてほしい。なお、傷や欠損が見られたりする品が店頭のワゴンの中に並んでいる。場合によっては、その中から納得の行く品が安く見つかることもあるので、お店の隅から隅まで目を皿のようにして物色してみよう。傷や欠損の見られる品は店頭のワゴンの中に入り、割引特価で販売中。傷が気にならない程度の品であればお買い得!チェンマイ伝統の翡翠の器で嗜む乙な家飲み。中身が日本酒なのかタイのラオカオなのかは秘密! 4杯ぜんぶ自分で空ける気満々の笑顔が怖いセラドン・ショップ(Celadon Shop)Chatuchak Market Section 7, Soi 4, Kamphaeng Phet 3 Rd, Chatuchak, Bangkok 10900最寄り駅は、地下鉄チャトチャック公園(Chatuchak Park)駅、BTSモーチット(Mo Chit)駅OPEN: 9:00-18:00(Fri-Sun)https://www.instagram.com/celadon_shop/%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d3874.6116528739117!2d100.54913067555194!3d13.802268796122174!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x30e29c1553425a55%253A0x1785e72d08e9cda8!2z44K744Op44OJ44Oz44K344On44OD44OX!5e0!3m2!1sja!2sth!4v1752858789324!5m2!1sja!2sth%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3Eチャトチャック市場の特集ページは↑バナーをクリック!