連日、若者たちでにぎわう最旬リバーサイド・コミュニティモール「ソウル・ソンワート(SOUL SONGWAT)」。バンコク旧市街の名建築をリノベーションした“古くて新しい”レトロ・モダンな魅力と、チャオプラヤー川沿いテラスの開放感。この両方を一度に楽しめる贅沢なデートスポットだ。現在、日本人観光客からも注目されるこの一画にモダンな設えの和食バーがオープンしていることをご存じだろうか? その名は、「君 SW3(KIMI SW3)」。すでに連日満席となっているこの人気店の仕掛人は、日本人ではなくタイ人たちだ。すでにバンコクのチットロム通り(ソイ・ソムキット)に「KIMI NOMU」と「KIMI SUSHI BAR」の二店舗を構える新進気鋭のチームが三店舗目に選んだのがこのソンワート通り。レトロ・モダンなモールの雰囲気に調和しつつ、和食バーとしての端正さもしっかりとキープしたカウンター・バー。この日は、店頭で販売されているマンゴー・スラッシーとともに夏らしい爽やかな和食を楽しんでみた。あえて敷居を高くしすぎないことで、若者たちも気軽に利用できる。そんなソンワート通りらしい当店の魅力を以下にご紹介したい。タイ地元食材を和食にアレンジする“新しいアプローチ”近年、タイの人々の日本旅行熱は高い。本場で多くの日本食に接して来て、その魅力を客観的に捉えることのできる彼らならではの日本料理は我々日本人にとってもなかなか刺激的な存在だ。日本人が作る「伝統的な日本食」への敬意を持ちつつも、それをそのまま再現することはしない。タイ人の視点で「今、自分たちがかっこいい、美味しいと思う日本食の体験」を再構築する。そんなところに既存二店舗の魅力はあった。既存店が日本から輸入したこだわりの食材を使用して来たのに対し、今回のKIMI SW3はタイ現地の食材を用いることにこだわったのだそうだ。特にお酒を飲んだ後のシメにおススメの稲庭うどん。これが実にタイらしい爽やかさをたたえた一品だったので、今回はこれを軸にカウンターの雰囲気をほんのさわりだけ楽しませてもらうことにした。日本酒やワインを楽しむ和食バーとしての魅力を把握するために、稲庭うどん以外にも2品ほどいただいてみた。まず一品目は、「プリック・ジンダ」を用いた柚子胡椒の小皿。タイ料理のナムプリックなどに使われるプリック・ジンダが、ピリリとした刺激を生み、日本酒との相性が良さそうに思えた。次に食したのは、タイ産クルマエビのグリル。タイ南部産のブラックタイガーをグリルし、煮込んだソース、エビの卵を添えた一品。エビの頭はカリッと揚げ、風味付けに日本の唐辛子が振りかけられていた。タイ産ブラックタイガーは熱するとプリプリとした食感が良く、これは酒飲みなら誰にでもおススメできる仕上がり。最後は稲庭うどん。日本から輸入された稲庭うどんを醤油ベースのスープでいただく一品で、メニューには和牛や鴨を使用した温かいうどんもあるのだが、今回はあえてシンプルな冷やしうどんをセレクトした。日本の冷やしうどんや蕎麦には、爽やかな酸味と香りを添えるためにすだちやかぼすを合わせるものだが、ここでその代わりを果たしているのは「ソムジード(ส้มจี๊ด)」つまりカラマンシー。シャープでエネルギッシュな酸味と、ほんのりフローラルでエキゾチックな香りを大いに楽しませてもらった。一品目のプリック・ジンダ柚子胡椒をちょっと足してみたりすると鋭さがさらに増したりもして、そんな楽しみ方もアリなのではないだろうか?バーで飲めるお酒の種類日本食バーであるからにはお酒のバリエーションは気になるところ。この日のおすすめは以下画像内の黒板に記されたリストの通り。シャルドネ、メルローともにグラス170バーツ、ボトル990バーツというリーズナブルな価格設定のハウスワインがまずありがたい。フランス・ローヌ地方で話題のナチュラルワイン生産者の品があるのは、実にトレンドスポットらしい選択と言えそうだ。日本酒の中では兵庫の老舗、小西酒造の「吟醸ひやしぼり」が比較的求め安いお値段で提供されている。フレッシュでフルーティー、すっきりとしたライトな飲み口のお酒なので、先ほど食したいずれのメニューにも爽やかにマッチしそうだ。黒板に記されたその他の定番商品を見ても、飲みやすさを基準にお酒が選ばれているように感じられる。当店の女性人気の高さが、この辺からも察することができるのではないだろうか。さらにそれに輪をかけて女性ウケしそうなのが以下画像のマンゴーワインなど。これぞ、これから日本でも注目されそうなタイのクラフトブランド「ティプシー・ティクルズ(Tipsy Tickles)」のクリエイションだ。ティプシー・ティクルズは伝統的なワインのルールに縛られず、タイのローカルフルーツやハチミツ、そして現地カルチャーをそのままボトルに閉じ込めるマイクロブリュワリー。特にクラフト・ミード(蜂蜜酒)やフルーツ・ワインなどが人気となっている。下の画像中央にある「スティッキー・マンゴー(Sticky Mango)」は、タイの国民的スイーツ「カオニャオ・マムアン」をワインにした一本。マンゴーの濃厚なトロピカル感と、お米のふくよかな甘みをワインという形で表現した実にタイらしいお酒で、タイ旅行で当店を訪れた方なら絶対に飲んでみたくなる一本ともなっている。店内座席はわずか10席。すぐ満員になるので予約必須!カウンター席とその後ろに据えられた壁際の席を合わせて、店内座席はわずか10席。壁や天井のアンティークな魅力をそのまま活かしたインテリアも人気で、連日ほぼ満席となっている。ご利用の際には予約必須となっているので、電話かInstagramのDMで予約を入れて利用することをお勧めする(記事末尾の概要欄参照)。君 SW3(KIMI SW3)1300 Song Wat Rd, Samphanthawong, Bangkok 10100最寄り駅は、地下鉄ワット・マンコーン(Wat Mangkon)駅OPEN: 11:00-21:00(Closed on Mon)Tel: 096-649-6249instagram.com/kimi_sw3https://www.facebook.com/kimisw3%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d3875.6821211140336!2d100.50516797455856!3d13.737685297621246!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x30e299de277c7421%253A0x8b9a9b350b67df71!2sKIMI%2520SW3!5e0!3m2!1sja!2sth!4v1778946187082!5m2!1sja!2sth%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3Eバンコク旧市街特集ページは↑バナーをクリック!