バンコク中華街散策の起点、MRTワット・マンコーン(Wat Mangkon)駅。①番出口の階段を上がると、そこはもうプレーンナーム通り。夜のヤワラート通りはまるで迷路のようだが、この路地だけは迷いようがない。バンコク中華街周辺にちょっとだけ興味があって一度その活気に触れてみたいという方にぜひおススメしたいスポットなのだ。現地で知り合いと待ち合わせをする際などにも利用しやすい。わずか100メートルほどの短かさながら、ヤワラート通りとチャルンクルン通りを繋ぐ動脈として、地元の華人コミュニティで独自の立ち位置を占めてきた路地である。看板の密集具合、そして古い長屋(ショップハウス)の雰囲気がまさか「ネオ・レトロ」として現地の若者たちに注目されることになろうとは……。かつての姿を知る者としては隔世の感がある。今やバンコク旧市街ブームの中で、ソイナナ、ソンワート通り、タラートノーイなどはタイマニアの皆さんによく知られるところとなったが、これらのトレンドスポットへ出かける前、あるいは帰り際に立ち寄ってみるのに丁度いい。繰り返しになるが、本当に地下鉄の駅を出てすぐの場所なので、終電を逃したりするリスクが低いのだ。屋台系ストリートフードや、こじんまりした店が特におススメもともと古い飲食店の多い通りだ。この界隈を代表するシュウマイ(カノムジープ)の「カノムジープ・ペシア(Pae Sia Dimsum)」や、行列必至のサテ(豚串焼き)専門店「ムーサテ・プレーンナーム(Mu Satay Plaeng Nam)」など、屋台系ストリートフードが特に熱い。その他、甘辛いBBQポークライス(カオムーデーン)の「シアラオイーホー(Xie Lao Yee Hor)」や日本人も大好きな「プレーンナーム・カオマンガイ(Plaeng Nam Chicken Rice)」など、この路地の中でのおススメは大型店よりもこじんまりした店に集中する。写真の奥の方にはギラギラと目立つ看板の店などもあり、ついつい迷い込みそうになるところだが、あえてそっちを見送り「え、そんな所に行くの?」という雰囲気の店に飛び込んだ方が勝率が高い。それがプレーンナーム通りだ。なお、上に挙げた店はいずれもアルファベットで記した店名をGoogleマップで検索すれば場所が把握できるはず!屋台の概念が変わる!?衝撃の「ストリート生ガキ」そんな古い名店の中に新勢力が混在しているのが、ここ数年のプレーンナームのおもしろさ。通りを歩いてみれば、ほぼすべての人々が気になるのはやはり屋台で生ガキをふるまうこちらの店だろう。元アーティストの店主がタイの生ガキの食べ方を現代式にアップデートした「トゥンチェー・オイスターバー(Tungchae Oyster bar)」は、春節などのお祭り期間中には特ににぎわいを見せる。生ガキ1枚約130〜150バーツ前後と、屋台としてはなかなか強気の価格設定だが、スラ―ターニーなどタイ国産にこだわった上質なカキは一度味わってみる価値アリ。金箔、キャビア、ウズラ卵などで彩る「アート感覚」が斬新で、よく冷えたビールとの相性も最高だ。伝統的な中華街にこんな前衛的な店が誕生するのが、いかにも今のプレーンナームらしい。バンコク旧市街ブームの仕掛人は、この小さな路地にも存在していた。シメは隠れ家バー「裁決之家(Baan Phiphaksa)」で決まり!アート感覚あふれるストリート生ガキで勢いが付いた後は、古いショップハウスを改装した隠れ家バー「バーン・ピパークサー/裁決之家(Baan Phiphaksa)」へ。以前ソンワート通りの人気店に勤めていたバーテンダーがふるまってくれる本格派カクテルが、なんと一杯200バーツ程度! ビールやワインの価格設定も最近のバンコクの観光地としてはあり得ないほどお財布に優しい。店内から通りを行きかう人々を眺めて旅情に浸れるところも現地の若者に支持される理由なのだとか。とにかくお酒に徹底した店であり、フード類はおつまみのスナック程度に限られる。ただし、ここからがお店のスタッフとの交渉のしどころだ。先にも述べた通り、この路地には屋台系ストリートフードが山のように存在する。もしこれを、このバーのお酒と一緒に楽しめたら……。そう思った方は、ぜひ当店スタッフとご相談を。そう言えば路地の入口の屋台で見付けた皮の厚い餃子が気になって仕方がなかったのだ。これをビールで流せたら、そんなの最高に決まってるじゃない?交渉成立してフードの持ち込みを許してもらえたなら、もちろん飲んでお返しするのみ。二杯目のドライマティーニも200バーツでおいしかった。これは通いたくなる路地だ。バーン・ピパークサー/裁決之家(Baan phiphaksa)19 Plaeng Nam Rd, Samphanthawong, Bangkok 10100最寄り駅は、MRTワット・マンコーン(Wat Mangkon)駅OPEN: 9:00-0:00 Daily※実は昼間はカフェとして営業してます!https://www.instagram.com/baanphiphaksa%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d242.22627183972367!2d100.5101672!3d13.741420199999999!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x30e29985d0a97953%253A0xbe2d045a7778599f!2zQmFhbiBwaGlwaGFrc2EgKOC4muC5ieC4suC4meC4nuC4tOC4nuC4suC4geC4qeC4sik!5e0!3m2!1sja!2sth!4v1771247176070!5m2!1sja!2sth%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3Eバンコク旧市街特集ページは↑バナーをクリック!%3Ciframe%20data-testid%3D%22embed-iframe%22%20style%3D%22border-radius%3A12px%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fopen.spotify.com%2Fembed%2Fepisode%2F71R0fqOF0l9Iz8JDAinkqF%3Futm_source%3Dgenerator%22%20width%3D%22100%25%22%20height%3D%22352%22%20frameBorder%3D%220%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20allow%3D%22autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20fullscreen%3B%20picture-in-picture%22%20loading%3D%22lazy%22%3E%3C%2Fiframe%3Eプレーンナーム通り周辺での飲み歩きは、Podcast番組でもお話ししています。