今のタラートノーイを象徴するかのような、古き良き伝統工芸の世界観にモダンな感性をフュージョンさせたタイティーハウス。シチズン・ティー・キャンティーン(Citizen Tea Canteen)は、バンコク旧市街ならではの趣ある細い路地に突如出現する。周囲を取り囲む高い壁の中に、パッと花が咲いたようなビビッドなオレンジ色と白黒のタイルが印象的だ。このエントランスの先に広がるのは、タイ華人コミュニティ独特の古い町家に、ところどころサイケデリックな装飾が施された独創的な空間。タイの伝統文化にコンテンポラリーな魅力を加味する注目のクラフト・ブランド、Citizen of Nowhereのグッズを扱う旗艦店でもある。カウンターでタイの茶葉を選んで注文東南アジア各国では、中国から持ち込まれた喫茶の風習が少しずつ各地で独自進化していて興味深い。ここタイでは、有名どころで言うとチャトラムーというタイティーブランドがあるが、あれも潮州系の移民がヤワラート通りで立ち上げたもので、創業は1925年(※当時の屋号は「リム・メン・キー」)。その前後から現在のような作法で定着したと言われるタイティーもやはり、このバンコク旧市街に色濃く見られるタイ中華文化の産物と言えそうだ。当店は、まずカウンター周りにシャーレに入れて並べられた茶葉の香りを楽しんでからオーダーするスタイルなのだが、アイスミルクティーひとつ取ってみても4種類のブレンドそれぞれに特徴があり、グラス1杯120バーツというお値段にも納得感がある。より茶葉の特徴をストレートに感じてみたい方には、あえてホットのブラックティーをお勧めする。こちらはポットに入ってサーブされるセットで、お値段は250バーツ前後となる。店内で使用されるグラスなどもCitizen of Nowhereのグッズで、こういったものの一つ一つに魅力を感じる。もちろん気に入れば、これらの茶器も販売されている。2階は広くて明るいお部屋。タイ土産ショッピングにも欠かせない場所1階の雰囲気も十分魅力的だが、数人で来店した時などは2階の広々としたお部屋に上がってみるのも一興。時にイベントスペースとして利用されることもある2階のショールームでは、よりくつろいで多くのクラフト・グッズに触れてみることができる。壁に飾られた刺繍のアート作品も個性的! しかしながら、地元の人々のお茶会などで満席になっていることも多い。タイ手工芸品を心ゆくまで堪能そもそもはCitizen of Nowhereが産み出すクラフトグッズのショールームとしての役割が大きかった当店。デザイナーのサラン・イェンパンヤさんが手掛けるこのブランドは、タイで伝統的に生産されてきた手工芸品をよりコンテンポラリーな存在にすることで、幅広い世代の人々にアピールすることが大きな目的の一つ。このままタイの手工芸を衰退させることなく、今後もサステイナブルにプロダクトを産み出し続けるために、モダンなデザインセンスが欠かせないというわけだ。日本と同じく手先の器用な職人が多いこの国では、こういった匠の技を継承していくための取り組みは欠かせない。品質とデザインセンスが兼ね備えられているのだから、このところ売切れて在庫のないグッズが増えてきたことにも納得。それにしても、「買おうと思ってたのに、もうなくなったの?」ということが増えすぎて、古参のファンとしては少し悔しい思いも……。気に入ったグッズは即買いすべし! きっとそういうことなんだろう。シチズン・ティー・キャンティーン(Citizen Tea Canteen)764 Soi Wanit 2, Talat Noi, Samphanthawong, Bangkok 10100最寄り駅は、地下鉄フアランポーン(Hua Lamphong)駅OPEN: 10:00-17:00 Closed on Wedhttps://www.facebook.com/citizenteacanteen/%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d3875.7393909940674!2d100.50936077555103!3d13.734221697699335!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x30e299fd88f35b6f%253A0x598a8c509bf08dcf!2z44K344OB44K644OzIOODhuOCo-ODvCDjgq3jg6Pjg7Pjg4bjgqPjg7zjg7M!5e0!3m2!1sja!2sth!4v1751803856515!5m2!1sja!2sth%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3Eバンコク旧市街特集ページは↑バナーをクリック!