お洒落なリノベーションカフェがひしめき合うバンコク旧市街ソンワート通りの中でも、ひと際異彩を放つ存在感だ。タイ東北ムクダーハーン県から古い木の櫓を取り寄せ、コンクリートのモダン建築の中にドッキング。この独特な空間の中で、タイ伝統スイーツに舌鼓を打つ。聞けば、エフ・ブイ(F.V)という極めてシンプルな店名は"Fruit" と "Vegetable" の略なのだそう。タイ国内産の農産物、そしてアート作品へのこだわりその名が指し示す通り、当店は果物、野菜といった食材に並みならぬこだわりを見せる点に特徴がある。タイ国内で栽培される質の高い食材はもっと高く評価されるべき――。そんなタイ農家への優しい眼差しは、国内外のアート作品にも同じように注がれている。店内を見渡せば、タイ国産アートと外国のモダンアートが混在し、自らのルーツを極める姿勢とともに他文化への寛容なスタンスも垣間見える。モダン建築の中に古い木の櫓を組み合わせるインテリアと同様、対をなす要素を一つにまとめ上げる手際が、実にお見事だ。ミアンカムなど、タイ伝統スイーツとお茶数あるタイ伝統スイーツの中でもとりわけ人気なのは、タイ北部発祥のミアンカム。干しエビ、煎りココナッツ、煎りピーナッツ、赤タマネギ、レモングラス、そして甘辛いナムプラーワーンなどを、チャプルー(ハイゴショウ)の葉で包んで食べる、ひと口サイズの前菜だ。タイ国内各地の農家とのつながりが強く、素材の鮮度が高い当店では、ひと際美味しく感じられるメニューと言える。お茶と一緒にいただくことで、より一層タイ北部文化を深く堪能することができるだろう。その他にも、日本の落雁にどことなく似たカノム・サムパンニーや、ポメロのスパイシーサラダをクリスピーなカップに詰め込んだヤム・ソムオー・クラトントーンなど、お茶うけにピッタリなタイのスイーツや前菜類のバリエーションが豊富。日によっては気分を変え、お茶の代わりに新鮮なフルーツ・ジュースを合わせてみたりすると、また異なる魅力に気付くこともできる。ここまで上品にタイスイーツを楽しめるお店も近年少なくなってきた。タイの伝統文化とモダンな感性が溶け合う場として考えれば、その希少性はなおさらだ。タイ観光でソンワート通りを訪れた方々には、特に興味深い体験が待ち受けていることだろう。タイスイーツ初心者で、何を食べて良いかわからない方は、とりあえずスタッフに質問してみよう。その季節ごとにおいしい農作物は移り変わったりもするので、わからないことは地元の人々に質問するのが一番。「タイは常夏の国で、季節の移り変わりなど存在しない」という認識は大間違いだ。その時期ごとにお薦めは変わる。エフ・ブイ(F.V)827 Song Wat Rd, Samphanthawong, Bangkok 10100最寄り駅は、地下鉄ワット・マンコーン(Wat Mangkon)駅OPEN: 10:00-19:00 Dailyhttps://www.facebook.com/fvbkk%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d3875.6629052699072!2d100.50143444772296!3d13.738847252339108!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x30e299b0de94e6fd%253A0xdb03ddd30c775aa0!2sFV!5e0!3m2!1sja!2sth!4v1752252151015!5m2!1sja!2sth%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3Eバンコク旧市街特集ページは↑バナーをクリック!