世界的ブームの影響で海外セレブのSNSでも抹茶を目にする機会は多い。“バンコク旧市街の裏原宿”の異名を取るソンワート通りにもブームの影響は顕著だ。現在、気付けばこの通り沿いにある多くのカフェが抹茶系ドリンクを主力商品に据え始めている。しかし、長らくこの街を定点観測してきた筆者は知っている。このソンワート通り界隈でいち早く、そして本格的に抹茶の提供に努めてきたのはここ、セレモニアル抹茶アトリエ(CÉRÉMONIALE Matcha Atelier)だった。屋号の入った暖簾が風にはためく様子は、なぜかバンコク旧市街の風景にもしっくりと馴染む。これまで敷居が高そうな印象を受けてきた方も多かったかもしれないが、先ごろ玄関の壁に描き足されたポップアートによって幾分中を覗いてみやすくなったのではないだろうか。暖簾の先にある階段を上れば入場無料のアトリエ・スペースもあるので、ぜひ身構えずに歩を進めてみてほしい。時期ごとに展示品を替える、入場無料のアートスペース階段の先にまず開けるのは、趣ある古建築の細長いスペースを活かしたアトリエ。トタン屋根の隙間からほど良く自然光が差し込み、漆喰の壁に飾られたアート作品を優しく照らし出す。廊下脇に設えられた木のベンチは、抹茶を購入した後に一息入れるレストスペース。通りに面した小さな茶室もあり、4~5人で来店した人々などはそちらで寛いだりもしている。西尾、宇治、八女、志布志。幅広い抹茶を使用そして、廊下型アトリエの先が抹茶をオーダーするカウンターとなっている。お茶をたててもらう際、その手元に意識が集まるよう、巧妙なライティングが施された薄暗い空間がとてもクールだ。使用する抹茶はその日の仕入れ状況によって変わる。いずれも日本から輸入されたもので、西尾、宇治、八女、志布志といった産地がリストに並ぶが、この空前の抹茶ブームの中で常にすべての産地のお茶がそろうことは稀と考えた方が良さそうだ。その日お店にあるお茶との一期一会を楽しむつもりでおおらかに構えよう。提供されるメニューは、「L'Authentique Cidre」「Akai Yoguruto」「Mizuwari」「Milk/Oat」そして新しく増えた「Tonic」の5種類。シードル、ヨーグルト、オーツミルク、トニック……これら個性豊かないただき方に、抹茶が立派に国際化した姿を見た思いがする。無難にいただきたい方は水割り一択となるかもしれないが、最近の筆者のお気に入りは意外性のオーツミルク。オーツミルクはコーヒーとの相性もいいが、濃厚な抹茶と合わせるのもなかなかのもの。日本の美術学校を卒業したスタッフがたしかなお点前でたててくれる抹茶なので、個性的な飲み方をしても風味の良さが感じられる。時折、茶道のワークショップが開催されることもあるので、気になる方は当店Facebookページ(下記住所欄)をチェックしてみよう。セレモニアル抹茶アトリエ(CÉRÉMONIALE Matcha Atelier)Song Wat Rd, Chakkrawat, Samphanthawong, Bangkok 10100最寄り駅は、地下鉄ワット・マンコーン(Wat Mangkon)駅OPEN: 10:00-17:00(Mon-Fri), 9:00-16:00(Sat, Sun)https://www.facebook.com/p/C%C3%A9r%C3%A9moniale-Matcha-Atelier-61557809461554/https://www.instagram.com/ceremoniale.matcha/%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d3875.6705797734603!2d100.50456607555111!3d13.738383197603127!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x30e2991da8893a89%253A0x9e559c69c3e3334e!2sC%25C3%2589R%25C3%2589MONIALE%2520Matcha%2520Atelier!5e0!3m2!1sja!2sth!4v1760182171844!5m2!1sja!2sth%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3Eバンコク旧市街特集ページは↑バナーをクリック!