タイ現地の若者たちでにぎわうソンワート通りをはじめ、スクンビット、サトーンその他に支店を構える「イーガー・レストラン(EGA Restaurant)」。2025年、ソンワート通りにもう一店舗を開き、その名を「ソムタム・ガイ・ブラック777(Somtum Kai Black 777)」とした。今度はタイ東北(イサーン)料理のレシピを掘り下げる試みだ。まず店の外観で目を奪われるのは、ソンワート通り沿いに残る歴史的建造物、タイコーヒー協会ビルに100年前の面影をまとわせるようにして蘇生した、こだわりのリノベーション。そして、人気ファッションブランドを手掛けるオーナーのセンスが光るモダンなインテリア。まるでこれから体験する新しいイサーン料理を象徴するかのような店構えだ。この最高の雰囲気の中で味わうタイ伝統料理のレシピはいずれも、ル・コルドン・ブルーに学んだディレクターの知見によってブラッシュアップされ、現代的な解釈が書き加えられている。創作料理やフュージョン料理とはややスタンスを異にするが、伝統の上に何か新しい要素がほど良く書き加えられているのが特徴だ。タイ東北料理と言えば、まずはソムタム!これまでバンコク都内で展開されてきたイーガー・レストランと当店との大きな違いは、タイ東北料理に特化したメニューで勝負している点だ。そして、タイ東北料理と言えば、何と言ってもソムタム(パパイヤサラダ)!今回、前菜としてオーダーした2種類のソムタムは、オリーブに似た植物マコークを使用したミニ・ソムタム/Mini Somtum(90バーツ)と、外国人にも食べやすいタイ・ソムタム+塩漬け卵/Thai Somtum + Salted Egg(140バーツ)。塩気、酸味、甘味のバランスが良く、誰が食べてもおいしいのは後者なのだが、マコークを使用することで独特の香りと酸味をまとう前者は、ソムタムに一家言あるタイプの食通の方にぜひお薦めしたい。オリーブに似たマコークという植物の果実を使用した「ミニ・ソムタム」(90バーツ)。独特の酸味がクセになる。外国人にも食べやすい「タイ・ソムタム+塩漬け卵」(140バーツ)その他、パットミー・チョンプー(ビーフンの紅麹炒め)/Pink Noodle Stir Fry(90/190バーツ)は、塩気と甘味、シャキシャキのモヤシとニラのコンビネーションが絶妙で、メインディッシュが登場するまでの場つなぎというにはもったいないほどの存在感だった。それぞれの皿に秘められた個性が、食事の時間をとても豊かなものにしてくれている。紅麹の塩気にタイらしい甘みが足された「パットミー・チョンプー(ビーフンの紅麹炒め)」(写真のSサイズは90バーツ)ガイヤーン、コームーヤーン、ラープが食卓を彩るタイ東北料理のメインディッシュと言えば、ガイヤーン(焼き鳥)、ラープ(ひき肉のハーブサラダ)、コームーヤーン(豚トロ焼き)への期待が高まることと思うが、当店はこれらの肉料理にもそれぞれ一工夫が加えられている。まず、鶏手羽先グリル/3 Grilled Chicken Wings(150バーツ)は味付けが抜群で、熱いうちに肉汁の旨味まで堪能してほしい一品。竹串に挟んでじっくりと弱火にかけ、ジューシーで柔らかな肉質に仕上げられている。また、アヒルのラープ/Duck Laab(190バーツ)はコブミカンの葉やレモングラスを素揚げにすることによって、ハーブの香りとカリカリとした食感まで楽しめる。そして最後のお楽しみは何と言ってもコームー・ピン(豚トロ焼き)Drama/Dramatic Grilled Pork Neck(290バーツ)。テーブルに運ばれてきた飴色の肉塊をその場で切り分けて、コク深いソースとともにいただくこの一品は是非モノ! 肉表面の香ばしさと、中身の柔らかさとのギャップは他店でなかなか味わえないものなので、この一品を求めてリピーターとなる常連も多い。切り分けられる前のコームー・ピン(豚トロ焼き)。他店ではコームー・ヤーンと呼ばれるメニュー食べやすくカットした後の豚トロ焼き。飴色の表面と、その中の薄ピンク色をした断面を見ただけでわかる、肉のやわらかさ細部に至るまで、タイを味わい尽くす工夫なお、タイ東北料理と言えば、もち米、カオニャオも楽しみの一つだが、当店ではぜひカオニャオ・ダム(黒いもち米)を試してみていただきたい。赤飯のような香りとプチプチとした独特の食感はきっと日本人にも受け入れられるはず。味わい深い豚トロ焼きなどを食べていると、ついお酒が欲しくなるという方が続出しそうだが、当店にはワインその他のボトルも豊富に用意されている。まさに何から何まで至れり尽くせりの環境と言えよう。そして、食後のお楽しみは店内に飾られているお洒落なオリジナルグッズ類。特に観光で訪れた外国人には旅の思い出となりそうなアイテムが盛りだくさんなので、最後にお買い物の時間も残しておくのが良さそうだ。タイ現地のジプシーファッション・ブランド「It's Happened to be a Closet」が経営母体であるだけに、当店オリジナルのアパレル商品が充実している。ソンワート通り地元商工会のような存在「Made in Songwat」のグッズも販売ソンワート通りの新名所、ソウル・ソンワートに隣接歴史的建造物、タイコーヒー協会ビルをリノベーションしているだけに、中華と西洋の建築様式が織り交ぜられたインテリアには見どころがいっぱい。重厚なコンクリート壁の中に現れる円形のアーチ、その奥に垂れ下がる深紅のカーテン。そして、そこに不思議と調和してしまうポップなグラフィティアート。何度食事に訪れても、飽きの来ない空間が演出されている。そんな当店のすぐ脇に、2026年5月、チャオプラヤー・リバーサイドに面したコミュニティモール「ソウル・ソンワート」が完成した。ソウル・ソンワートのメインホール沿いにもエントランスが設けられ、ますます人気の高まるソムタム(ガイ・ブラック777)から目が離せない。チャオプラヤー川に面したリバーサイド・コミュニティモール「ソウル・ソンワート」のメインホール。写真右下に「ソムタム(ガイ・ブラック777)」のエントランスが見えるソムタム(ガイ・ブラック777)/ソンワート通り店ส้มตำ (ไก่ BLACK 777) /ทรงวาด1298, 1306 Song Wat Rd, Chakkrawat, Samphanthawong, Bangkok 10100OPEN: 10:00-22:00 Dailyhttps://www.instagram.com/somtum_kaiblack777/%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d484.46010953048045!2d100.50715617835517!3d13.737760576068052!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x30e299023ab0c665%253A0xab5a5ee9631a0266!2z4Liq4LmJ4Lih4LiV4LizICjguYTguIHguYggQkxBQ0sgNzc3KSAv4LiX4Lij4LiH4Lin4Liy4LiU!5e0!3m2!1sja!2sth!4v1749461701674!5m2!1sja!2sth%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3Eバンコク旧市街特集ページは↑バナーをクリック!