タイ、バンコクの中華街、ヤワラート通り界隈ではよく知られた潮州料理の老舗、笑笑酒楼(イムイム・レストラン/Yim Yim Restaurant)。現在、店主を務めるアムさんは4代目に当たるのだと言う。100年以上の歴史を誇るレストランともなると、さすがに品ぞろえが豊富で、他店で見られないような料理には大いに食欲を刺激される。中華と言えば、多くの方々が期待する子豚の丸焼きなどももちろん魅力的なのだが、今回のお目当てはコクレンの刺身。鯉の洗いのように淡白ながら、ほのかに旨味を感じる上品な一品だ。コクレンは、アオウオ、ソウギョ、ハクレンと並び中国の「四大家魚」に挙げられる淡水魚で、珠江や長江に棲息することもあり、潮州を含む華南地域で食用魚として重宝される。土鍋にしても絶品なのだが、当店においては刺身を推したい。基本的にタオチオ・ベースのソースを付けて食べるところ、これとは別にごま油ベースのソースを追加注文するのが食通のお楽しみなのだとか(常連客の言)。タイ潮州系華人の食文化を心ゆくまで堪能。バンコクのヤワラート通り界隈には、約200年前にタイに移民してきた潮州系華人の店が多く建ち並ぶ。彼らが代々受け継いできた食文化も、タイ、とりわけバンコクを中心とする中部地域の食文化として、すでにこの地に根差すものものとなり、大変興味深い存在だ。豚肉の旨味が凝縮された潮州シュウマイはいかにもといった風情の一品だが、ルークチン(すり身団子)を使用した梅干しの火鍋に箸を伸ばせば、このすり身団子にもまた豚の旨味! 子豚の丸焼きが分かりやすい例だが、やはり豚肉を好んで食べてきた彼らの食文化はメニュー表のいたるところに隠されている。豚肉と魚以外にも何か一品欲しいと思ったら、皮をパリパリに揚げたクリスピーダックなどはいかがだろう? ふりかけられたカシューナッツのほど良い甘味が鼻先を駆け抜けるのも心地良い。これは、ついついお酒が進んでしまう一皿だ。ヤワラート通りから小さなソイに入った二階場所はヤワラート本通り沿いではなく、小さなソイを入った先の交差点にある。入口が多少わかりづらく間違って他店へ入ってしまう方も多いようなのだが、印象的な階段を上がった先、2階のお店と記憶しておいていただきたい(場所は下欄のGoogleマップを参照)。大皿料理に魅力のあるお店なので、4~5人くらいからの会食に適している。最近また、タイの人気ドラマの撮影ロケ地としても注目を集めているようなので、ご利用の際には予約をお忘れなく!笑笑酒楼(イムイム・レストラン/Yim Yim Restaurant)89 2nd Fl., Alley, Samphanthawong, Bangkok 10100OPEN: 11:00-14:00, 17:00-21:30 Dailyhttps://www.facebook.com/yimyim.restaurant%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d242.22748049606312!2d100.50929255937889!3d13.740251042819017!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x30e29921c7a167c3%253A0x70fc2a54788353d7!2sYim%2520Yim!5e0!3m2!1sja!2sth!4v1750050390277!5m2!1sja!2sth%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3Eバンコク旧市街特集ページは↑バナーをクリック!