牡蠣がこんなに入って300バーツ。コスパの良さに笑みがこぼれる。開店時間は午後3時。毎日午後9時半頃まで営業する独特のスタイルを貫き、バンコク旧市街で100年近く中国潮州スタイルの海鮮雑炊(カオトム・プラー)をふるまってきた。店頭でいつも従業員の動きに目を光らせている名物のお婆ちゃんは二代目店主で、80代半ばとなった現在も、時に椅子から腰を上げ、カオトムの品質管理に余念がない。彼女が常連客と談笑している姿から察するに、この界隈の中華系タイ人たちは自らのルーツを求めて当店に足繁く通っているようにも見えてくる。牡蠣、スズキ、マナガツオ。まずは具材選びから人気の海鮮雑炊の注文は、まず具材となる魚介類の選択から。牡蠣、スズキ、マナガツオの三種の中からいずれかを選び、同時に鉢のサイズも選択する。300バーツ(小)、400バーツ(中)、500バーツ(大)という料金設定で、一人で食べるなら300バーツの小サイズでも十分だ。この時、無料トッピング具材の角切りチャーシューと干しエビはいるか? と訊かれるので、ここは迷わず「イエス!」一択。これが雑炊の風味をより豊かなものにしてくれるのだ。ちなみに私の場合、だいたいいつも、牡蠣、小サイズに、角切りチャーシュー、干しエビをプラスする。バンコクの古い問屋街の片隅で近隣はあらゆる物品がそろうバンコク有数の問屋街。夕方から夜にかけての営業時間が影響してか、仕事帰りの人々が同僚と連れ立ち、一日の労をねぎらうようにして集まって来る場所となっている。繊細でやさしい味付けの海鮮雑炊は、セットで添えられているタオチオ・ベースのソースやテーブル上に常備されたナンプラー、コショウなどで自分好みに調整できるのもまたいい。皆が同じ海鮮雑炊をつつく一体感を味わいながらも、それぞれが少しずつ異なる味付けを楽しみ、卓を囲んだ者が皆、温かい気持ちを共有する。外国人としてその様子を輪の外側から眺めている我々までもが、なぜか望郷の念を抱いてしまうような……。そんな彼らの奥深いルーツに触れるような体験を、ぜひ味わってみていただきたい。シャンギー・カオトム・プラー(Siang Ki Khao Tom Pla)54 Soi Charoen Krung 12, Samphanthawong, Bangkok 10100OPEN: 15:00-21:30 Daily最寄り駅は、地下鉄ワット・マンコーン(Wat Mangkon)駅%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fmaps%2Fembed%3Fpb%3D!1m18!1m12!1m3!1d7751.1891584175255!2d100.50356626095777!3d13.742978051518605!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x30e2991884b31e55%253A0x8da24391353512dd!2z44K344Oj44Oz44Ku44O844Kr44Kq44OI44Og44OX44Op44O8!5e0!3m2!1sja!2sth!4v1750149958151!5m2!1sja!2sth%22%20width%3D%22600%22%20height%3D%22450%22%20style%3D%22border%3A0%3B%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20loading%3D%22lazy%22%20referrerpolicy%3D%22no-referrer-when-downgrade%22%3E%3C%2Fiframe%3Eバンコク旧市街特集ページは↑バナーをクリック!