本当にもう、大好きすぎる。最高の一期一会。タイに住んで12年と少しだけど、ふとしたワンシーンがとても心に残ることがある。こういうワンシーンを作り出すおばちゃんがタイにはたくさんいて、おじちゃんもいるんだけどどっちかっていうとやっぱりおばちゃんの、その器の大きさとおおらかさに憧れる。 そしてセブンイレブンという場所も、タイに来てから好きになった。自由気ままに過ごす犬とたまに猫。朗らかな店員さん。店先には宝くじ売りや屋台、その店主の孫と思われる子どもが遊んでいたりして、なんだか雰囲気が良いのだ。大きめの店舗にあるイートインスペースで、食べ終わった容器をレジに持って行って会計している人を見かけたこともあり、なるほどいいのかと思った。そういえば、多くはないけれどスーパーでもペットボトルの飲み物を先に飲んでからお会計している人を見かけたりする。はじめて見た時はおおお、となった。私の知っている「常識」とはちょっと違う。今私、海外にいるんだわ、なんて感慨深かった。 セブンイレブンで見かけたひとコマのような、タイだなぁって思う時、「自分だったら同じようにするかな? できるかな?」と考えたりする。きっと私だったら「ちょっと待っててね」とやさしく声をかけて、マニュアル通りにレジを通してお会計を先にしようとするだろう。咄嗟におばちゃんみたいな切り返しはできない。なんでなんだろう、とも考える。 子どもやお年寄り、弱い人や動物にサッと手を差し伸べる瞬発力はもう尊敬しかない。些細なイレギュラーなどたいしたことはない。ちょっとやり方を変えて、それで誰かが助かったりハッピーだったりする方がいい。みんながそう思う社会はそういう空気になる。ゆるくてあったかい空気を作る一員を、皆さんも一緒に目指しませんか。「ゆるぬりタイランド」全話一覧ページは↑バナーをクリック!➡「ゆるぬりタイランド」次のエピソードはこちら