6年ぶりの免許更新。前回まではバンコクだったので、パタヤでの更新は初めてだった。タイの運転免許証は5年更新で、期限が切れた後も1年間は更新できる。つまり実質6年なので毎回最終期限ギリギリに更新しているけど、良い子の皆さんは真似しなくてもいいですよ。勤務先のまじめなタイ人は猶予期間があることを知らなかったようで驚いていた。タイ人の方が知らないとかあるんだね。免許証の更新、今はオンラインで予約できるようになったけどパタヤの陸運局はダメだった。予約のために一度陸運局に出向き、指定された日までに必要書類を用意して、スマホでコントみたいな講習ビデオを観賞して、当日にちょっとした実技試験を受けて更新料を支払い新しい免許証を受け取る、という流れ。今回の更新はその実技試験の機材が新しくて、難易度がさらに下がっていた。「これができない人がいたら運転どころではないやろがい!」と思ったけど、何度やっても全然できないファラン(西洋人)のおじいちゃんがいて、スタッフが手伝った上で無理やりパスしていたのに驚いた。少し震えていてひとりで椅子から立ち上がることもできない。いいの!? の連続であった。ファランのおじいちゃんを奥さんとおぼしきタイ人女性が介助している。年齢はひと回り以上離れているように見える。一緒に試験を受けた20名にも満たないグループの中に3組同じようなカップルがいた。知る人ぞ知る、これぞタイ、いやパタヤという風景。おそらく運転も奥さんがするのだろうとは思うけど、運転免許証の意味を考えずにはいられなかった。タイは昔、一度免許を取れば一生使えたそうだ。いいなぁ、と思ったけどやっぱり安全上問題があるから変わったのかなぁ、なんて考えてたら、タイ人が「手数料を取るためだ」と言っていて納得してしまった。あのおじいちゃんたちもパスできるなら更新の意味はないと思うので、そのままでもよかったんじゃないだろうか。その話の流れでバイク通勤の部下に「バイクの免許も5年更新なの?」と聞いたら、えへへと笑って「わかんない」という返事が返ってきたので聞かなかったことにした。タイは本当にすごいな。朝飯前、英語の「Piece of cake」を、タイ語では「ปอกกล้วยเข้าปาก ポークグルアイカオパーク」というのだそう。「バナナの皮を剥いて口に入れる」ぐらい簡単!ということ。バナナなのがなんだかタイらしいなぁ。バナナを口に入れるような、タイランド満載の免許更新でした。【編集部註】タイの運転免許制度では、車種(普通自動車、自動二輪車)に関わらず有効期間の仕組みは共通です。新規取得時の有効期限は2年間。2回目以降の更新からは有効期限が5年間となります。「ゆるぬりタイランド」全話一覧ページは↑バナーをクリック!➡「ゆるぬりタイランド」次のエピソードはこちら