我が家の子どもたちは今オンラインスクールで学んでいるけれど、以前はタイの学校に通っていて、色鉛筆持参が必須だった。タイの学校では文房具が無くなるし増える。色鉛筆はもちろん、鉛筆や消しゴム、定規など。買い与えた新しい文房具が無くなっている代わりに、見たことのない鉛筆や消しゴムや定規がペンケースや鞄の底から出てきたりする。色鉛筆の箱には違うメーカーのものが数本混じっていたりと、日本育ちの私にはどうしたらこうなるのか想像はできるような気がしなくもないが理解はできなかった。「貸し借り」の定義が違うのかもしれない。中でも色鉛筆が無くなるのはちょっとした悩みの種だった。タイでは一本ずつバラ売りされた色鉛筆は売っていない。よく使う色はすぐに短くなってしまうし、気がつくと無い色がある。大和魂で一本一本名前を書いてみたこともあるが何の成果も得られず徒労に終わった。結果、しょっちゅう箱で買い直し。あぶれた色鉛筆が大量に溜まっていく。でもそんなに高価な訳ではないし、バラ売りしていないものはしょうがない。どれでも一緒だろうと適当に選び、景気を回すつもりで買い続けた。芯が硬いとポキポキ折れる。削っている途中にもポキポキ折れてただ短くなるだけの色鉛筆に心も折れそうになった。そして芯が硬いと小さな子の筆圧では紙にうっすらとしか色がつかない。そんなものだと思って気にしたことがなかったけど、違った。「どれでも一緒」ではなかった。私とコーリン色鉛筆の出会いはX(旧Twitter)だった。当時はもちろん社長さんとの面識もなく、「へー。日本人がタイで色鉛筆を作ってるんだぁ」と名前を覚え、売り場で見かけて手に取ってみた。すぐに試し書きはしなかったので気がつかなかったけど、後日次男が使っているのを覗き見て「お?」となった。色塗りが上手くなった? 筆圧が強くなったのかな? そんな風に。そして更に自分で使ってみて気がついた訳です。あ、なんだか芯が柔らかい。だから折れないし、するする描けて綺麗に発色するんだ。買い直しは続いたけど、気分は違っていた。これが推しか。その後ご縁あってコーリン色鉛筆とのコラボ連載が始まり今に至る。お気に入り製品の製造元とのコラボなんてなかなかできない気がするので胸を張って言いたい。ちびっこの親御さん、クリエイターさん、塗り絵好きさん、これからそうなる予定の方、コーリン色鉛筆はいいぞ。➡コーリン鉛筆(タイランド)のサイトはこちら「ゆるぬりタイランド」全話一覧ページは↑バナーをクリック!➡「ゆるぬりタイランド」次のエピソードはこちら